2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

たき火の声が「文蔵の滝」

久しぶりに雨の心配をしなくてよさそうだ。 今日のように少しひんやりした日のたき火は 心地よい。 木で段を組み、その中に入れたスギ葉に 火をつける。 火の粉が「パチパチ」、火の勢いが増すと 「ボー」、火が風と共鳴すると「ゴー」という 音を発する。 …

恥ずかしい~「文蔵の滝」

満開のシャクナゲの花が散り終えた頃、 一本のシャクナゲに、エネルギーを終結させ たかのように花を咲かせる木がある。 四年ほど前から一つの花の輪からはじまり 年々増えて今では蕾も大きく、そこから赤い 顔を見せる。 今日の滝は、毎月十五日の例祭に集…

人生と煩悩「文蔵の滝」

桜の木の下で「サイハイラン」が、 成長を続けている。 何故かこの頃「人生」という言葉に、 反応する。 人が生きると書く。これに自分の一生を 意識した。 人がこの世で生きている間には、 喜び悲しみ、胸に大きな穴が開き、 風が吹き抜ける喪失感、絶望、…

吹き飛ばされそう・・・な「文蔵の滝」

強風で焚火はできない。 さっき掃いたばかりの地面に、風が無数の 葉を吹き散らす。 着替えをする小屋の中にいても、話声が 掻き消される。 トタン板の屋根に落ちる植物が、 容赦のないすごい音を立てる。 昨日の雨で水の量が増え、流も速いため 岩に打ち付…