2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

風と炎と「文蔵の滝」

今にも泣きだしそうな空である。 滝から上がり焚火の前に来ると、 待ちくたびれたとばかりに 雨が降りだしてきた。 次第に強くなる風の流が 右から左へと大木に移り ついに焚火のところにやってくる。 オレンジの炎を吹上げる風は 自然の「ふいご」となる。 …

元気の根底「文蔵の滝」

今日も我が母九十一歳は滝にやってきた。 八十五歳まで滝行を続けたが、 今は、焚火の番をしてくれている。 その母の腕の中には無垢なみどりごが 愛らしい手を動かし口元からは 理解不可能な言葉を発している。 現代新型肺炎の不安が増している中で この空間…

本当とはなにか?「文蔵の滝」 

「ある記事から」ーそれは、 目に入ってくる視覚情報のうち脳に届くのは 3パーセント後の97パーセントは脳が 作り上げたものだというのだ。 それが本当であれば見ているひとの数だけ 世界観があることになる。 友人が話してくれた立山連峰の美しさも ここ…

魅力は感じる事から「文蔵の滝」

滝行の仲間が、亡くなられた伯父さんに 最後のお別れをするため富山に行く。 行を終えてからいくのだが その熱心さはどこからくるのだろうか? この膨大な滝のエネルギーは 不思議な力で人を引き付けるからだろう。 独自の体験もできる「文蔵の滝」は 来る人…