人生と煩悩「文蔵の滝」

 桜の木の下で「サイハイラン」が、

成長を続けている。

 何故かこの頃「人生」という言葉に、

反応する。

 人が生きると書く。これに自分の一生を

意識した。

 人がこの世で生きている間には、

喜び悲しみ、胸に大きな穴が開き、

風が吹き抜ける喪失感、絶望、妬み

などなど・・・。

 心身を悩ますいっさいの欲望、

「煩悩」がある。

 「百八の煩悩、分類すると八万四千

あるとか」。

 こんな複雑な生き物を創ったのは・・・?