女の般若心経(6)

  「是故空中・無色無受想行識・無眼耳鼻舌身意・無色聲香味触法」

  感情から起って来る悲しみや欲があることがない

  「無眼界乃至」

  眼界もない

  「無意識界」

  人間の本能に動かされていない意識(心王)

  「無無明亦」

  生きていくのが苦痛なほどの落ち込み

  どこまで行っても明るさのない出口のない苦しみ

  永遠の暗さ

  全てが無意味に思えることがない

   「無無明尽」

  無明がなくなることもない

   「乃至無老死亦」

  死ぬことも老いることもない

   「無老死尽」

  痛みが伴って死んでいく(事故などによる死)

   「無苦集滅道」

  人間の生活での苦しみ、仏の教えがない状態

  仏の教えを実行すれば明るさが見えてくる

   「無智亦」

  肉体があるもに仏の精神を目覚めさすためには智慧が必要になる

  (肉体がなくなると智慧は必要でない)

   「無得以無所得故」

  (これは人間に苦しみを与える要因になる)

  肉体を適用するところに置かなければ精神が安定しないということがなくなる

  魂だけになると必要でなくなる