女の般若心経(5)

   「色不異空・空不異色」

   色(肉体)と空(魂)は一体である

   「色即是空

   色は本能からくる動き

   肉体が魂を動かしている

   すなわち欲求で動いている

   「空即是色」

   魂が肉体を動かしている

   魂を中心に考える

   人を助けることができる

   毎日の生活の中で自分の行動を分析して

   これは空で見ているか色で見ているか考える

   「受想行識」

   受想行―心所即ち色(肉体)

   識  ―心王は魂の入り口・空と色の中立

       友愛・博愛の心を持つ

   「亦復如是舎利子」

   舎利子よ魂が目覚めなければ良い志を持っていても

   自分の意識ですら欲求にながされてしまい悪い方向に動く

   「是諸法空相」

   何があっても変わらない本質

   宇宙が動いているプロセス

   「不生不滅」

   絶対的な理論

   どうあろうと変わることはない

   本質は変わらない

   「不垢不浄」

   この理論は汚れることがない

   「不増不減」

   この理論は増えることも減ることもない