「文蔵の滝」曼珠沙華を見ながら思うこと

 「曼珠沙華」名前の響きから哀愁を感じ

赤い花の群生は花火を見ているようだ。

人の一生を思い浮かべてしまう。

 ある作家が、「死」は「無」になるのではなく

「他界」に移るような気がしてきたと

新聞に掲載していた。

「無」とはどんなものか、そして「他界」は

計り知れない広大な宇宙の何処に行くのかと

曼珠沙華」を見ながら思いを巡らせてみる。

 台風の影響で大雨も覚悟していたが

青空も時々広がり気分も爽快になる。

低温だったので久しぶりに焚火を囲みながら

おにぎりを頬張ることもできた

幸運な滝行日となった。