23日土曜日の滝行。
今日は早朝から降りだした雨は
止みそうにない。滝に入った後の
焚火は断念するしかないようだ。
こんな天気でも、数えきれない
小鳥たちが、山から里へと下りていく。
雨が続くと嬉しいことは、水が澄み、
植物の色が鮮明さによって、
喜びを表すところである。
地面から聞こえるのは、雪ノ下を
はじめ多くの小さな命の息づかい
である。
アセビの花が、今咲こうと春の風を
待っている。
アセビ(馬酔木)、葉は有毒、馬が
これを食べると、酔ったようになって
倒れる?ーでも、白いつぼ状のかわいい
花からは想像しにくい。
雨音と早春の花。
耳目によって近づく春を感じる。