2020年最後の「文蔵の滝」となる

 2020年最後の滝は、穏やか日となった。

新型コロナウイルスの変異種が発見された。

さて、2021年という年はーーー?

 ここに掛かる橋は、現世から彼岸に渡る所、

色々な心配があっても、こころをす~と軽く

してくれる場所であることを、自分自身の

こころで摑んでほしい。

 年末は寒くなるとのこと、年明けには雪景色

が見られるかもしれない。

 2021年こそ、焚火の炎で心身共に温まる

「文蔵の滝」に是非来てほしい。

 初滝行は、一月二日からおこないます。

電話  072-297-4765  こいぜき

 

夕闇と静寂「文蔵の滝」

  急用ができたので滝に着いたのは

二時を過ぎていた。

 滝へ続く道には、ところどころに水溜りが

出来ている。

 滝に入るころには、小雨も止み

流れる雲から青空も顔を出す。

 岩と木々に囲まれた滝の黄昏は早く

夕闇と静寂の中、緑と山茶花の花が

ぼんやりと浮き出る。

 水の冷たさで指が痛いとまではいかないが、

焚火はありがたい。

何よりも夕闇が炎を際立たせ、幻想的だ。

暖かさと洗われたこころが相俟って心地よい。

 帰りの車中から見上げる空には

怪獣に見える大きな灰色の雲から

上弦の月が現れ、私達を追いかけてくる。

 過ぎ去る日々の中に、滝での充実した時間を

入れてみませんか。

 電話 072-297-4765  こいぜき

はやぶさ2に思いを寄せて「文蔵の滝」

 「はやぶさ2」の持ち帰った砂によって、

生命は宇宙のどこで生まれて進化したのか

起源の謎がときあかされるかもしれない。

 暗闇に心を置き去りにしていた頃がある。

生まれてきた意味、何故こんなに苦しいのか。

その時なにか目に見えない大きなものに対して

憤りを感じたのは、自分の苦しさをぶつけたくて

こんな気持ちを抱いたと思う。

滝行もこの時はじめたのである。

 さて「はやぶさ2」は新たな探査の旅にでている。

地球と火星の間を回る小さな小惑星を目指して。

 無限に広がる宇宙にいる「はやぶさ2」には

孤独に打ち勝つ力があるのではーーー。

 行動あるのみと宇宙から「はやぶさ2」の

声が聞こえてきそうである。

 焚火を囲みながら話をする楽しさは格別です。

参加を待っています。  

 電話 072-297-4765  こいぜき

 

   

 

仲間と宝珠「文蔵の滝」

 一年以上あえなかった仲間が顔を見せてくれた。

以前よりましてきれいな肌、すがすがしく超越した

感じさえ見受けられる。

 十年あまりお世話していた母上が、

十一月に亡くなられた。

 話の中で、彼女が何度も口にされたのが、

後悔ではなく母上への感謝の気持ちしか

湧いてこないこと。

 日々の数えきれない葛藤があっただろうに、

それを乗り越え今の彼女があるのだろう。

 今までのように自由に出かける事を望むのは、

母がいなくなることを願うようでいやだったと。

 久しぶりの滝行は、勇ましくどんどん深場に

入って行く彼女。でも涙が溢れてきたという。

 涙の一粒一粒は、彼女だけの宝珠だ。

 

だれよりも先にー「文蔵の滝」

 ツバキ科である「茶」の花の最盛期は過ぎ、

その上に立ち並ぶ「南天」の木々の枝は、

赤く熟した実によって垂れ下がり、

まるでブドウのふさのようである。

 滝の周囲を取り囲む「モミジ」は、

天高くそびえる木々と、横に広がる木々に

育ち方が分かれる。

緑から黄色赤と変わったかわいい葉が、

地面を被い尽くすのは同じである。

 「サザンカ」もツバキ科で、一番に開く白い花

赤、ピンクの順に花が咲く。

 ツバキ科の女王はもちろん「椿」である。

椿の花を見る頃は、冬行真っ只中である。

 焚火によって、筋肉がゆるやかに

やわらかくなっていく気持ちの良さを

体験できるのもこれからである。

 ここでは、体験あるのみ

誰よりも先に未知の世界へ。

 072-297-4765 こいぜき

連絡待っています。

 

 

枯葉の乱舞「文蔵の滝」

 風という地球の呼吸は、大樹から一斉に

枯葉を吹き飛ばし、舞う一枚一枚の輝きは

花吹雪の美しさに匹敵する。

 渦巻く風は、地上の枯葉を遠くへ遠くへと

運び、あらゆるところに落ちていく。

 この光景は、我も人生の風に逆らうことなく

身をゆだねるのもわるくないと思わせてくれる。

 日当たりぐあいによって一枚一枚は、

千差万別の模様を描く。無限ーだ。

 生まれおちた環境で、人の数だけ個性も

浮き出てくる。これも無限ーだ。

 次元の違う「文蔵の滝」で待っています。

ここは必ず願いを叶えてくれる。

 電話 072-297-4765  こいぜき

                         

 

 

焚火の魅力「文蔵の滝」

 今日の滝は千客万来である。

干し柿の時期は観光客も増え、次々と人が来る。

二組の行をする人たちもやってきた。

 はじめに来た人達には、二人の赤ちゃんが

誕生していた。初滝となる赤ん坊の生命の

輝きは、太陽と澄んだ空気と一体になり

オーラがすごい。幼児三人も赤ん坊の時

から滝を体験している勇士たちだ。

 もう一組は、家族で来ている。

その中の女性がスマホで植物の名前を

調べてくれた。ワラビの仲間で、食する

こともできるそうだ。

 小春日であっても、行の後の焚火は

なくてはならないものである。

火を囲みたわいないおしゃべりをしていると、

食したものが、五臓六腑しみわたる

幸福感がある。

 ハートにしみわたる焚火に参加しませんか

電話 072-297-4765 こいぜき

滝で待っています。